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長男が「パン屋さんになりたい」という一言からはじまった今回の企画。
どうせならプロの手つきを!ということで、パン職人の友人に声を掛けさせていただき、無事に開催することができました。
今回は「子どもだけでつくる」というのがミソです。
台所しごとはどうしても口や手を出したくなるのが母心。
子どもたちが自分の思ったとおりに考え、試行錯誤してつくるパン、がテーマです。
初回ということもあり、少人数での開催でした。
でもこのおかげで子どもたちは和気あいあいムード。
息子が「一番大変だった!」と後から話してくれた、生地こねこねの作業。
終了後のアンケートに参加していた子のひとりが
「疲れたのに"やって”といわれた」と書いていました(笑)。
そうなんです、ここで親がいたとしたら「じゃあここはひとつお母さんが…」となるわけです。
でも今回は「自分で最後までやらないとパンが完成しない」という状況、ここがポイント!です。
講師の岡田さんも心を鬼にしていただき(笑)、ありがとうございます。
大変だったことを自分の力でやりきった自信。
たくさんこねたおかげで、パンの生地がおいしくなること。
身をもって体験できたようです。
そして子どもだけ、という環境になると、子どもたちは互いをビンビン意識しだします。
誰がどんなものをつくってるのか、どうしたらうまくできるのか、、
「あっ、なるほどね」「ぼくのは君のとは違うんだなー」なんて、
年長者を真似たり、自分の個性を出そうとしたり。
大人が介入しないことで、子どもたちだけの社会ができるのですね。
そして、パンをつくり終え、親のもとに戻ってきた子たちはみんな得意顔でした。
みんなで食べた外でのパンランチのおいしかったこと!
講師の岡田さんが作ってくれた自家製酵母のパンの数々。
そしてSunpoの野菜をたっぷりつかったおかずを添えて、贅沢なプレートランチです。
カボチャの豆乳ポタージュ付き。
黒川という、決してアクセスの条件が良いわけでない場所での開催ということで
なかなか気軽に来ていただくのは難しいということは承知の上で、、
それでもわたしたちの企画に魅力を感じて、少しでの多くの子どもたち、そしてその家族の方たちが
楽しんでいただける空間や時間を提供したい、これがわたしたちの目下の課題と目標です。
オンリーワンを作り出す難しさと楽しさを感じています。
パンをつくる工程は学びも多く、なによりおいしくて楽しい!ので嗜好を変えてまた第二弾も開催したいと思います。